パンクする方々その2


実験の前には、前準備を怠ってはいけません。

ナトリウムと同じアルカリ金属です。
周期表の真下にあるカリウムです。
ナトリウムのときは食塩という実験のお供がいました。
カリウムの「お供」は肥料(硫酸カリウム)、代替食塩(塩化カリウム)…
あとは青酸カリ(シアン化カリウム)が代表です。

インパクトが大きいのはシアン化カリウムです。
化学式がKCNであらわせる、代表的な毒物です。
そのため、「カリウム=毒」というイメージがついて回ります。
本当は植物の肥料3要素の一つに数えられ、生物にとっての必須元素であるのですがね。

カリウムは炎色反応では紫色やピンク色に近い色を呈します。
このような色です。
ナトリウムの色がもっとも目に入ってくる色です。
そのため、ナトリウムに近い色が多少混じっています。申し訳ありません。


以下、カリウム氏とのインタビューです。
インタビューア(以下イ) : こんにちはー。
カリウム氏(以下カ) : こんちはー!!
イ : 早速ですが、プロフィールをお願いします。
カ : 原子番号19番、元素記号K、融点97.72°C、密度は0.968です!
イ : なんだか元気ですね。
カ : 僕もアルカリ金属なんで。やっぱり反応性が豊かなんです。
イ : カリウムは人体にどのように作用するのですか?
カ : 神経ですね。イオン化すると+の電気を帯びるんです。
イ : 第1回で説明があったやつですね。
カ : で、神経に出たり入ったりするんです。そうするとそこだけ電気がたまり、それを感じた隣の神経がバケツリレー的に僕を渡していくんです。
イ : なるほど。人体は金属よりも電気を通しにくいですからね(感電はしますけど)。こうして電気信号が伝えられるのですね。
カ : そうです。僕のおかげです。
イ : いやぁ、ありがとうございます。
カ : でしょ!?僕、がんばってるんです!!
イ : 本当に元気ですね。
カ : もちろん。元気だから、みんなと一緒にいたんですよ!!なのに…
イ : 繊細なんですね。
カ : はい。ナイフで切れるくらい軟らかいんです。
イ : え、金属なのに!?(というか、それは物理的な「性質」じゃないか…)
カ : それが特徴なんです!!
イ : 面白い特徴ですね。最後に一言お願いします。
カ : 毒も薬も量しだい。不足もとりすぎもよくないよ!!

以上、カリウム氏とのインタビューでした。


ナトリウムやカリウムなどは人体に必須とされています。
しかし、とりすぎるとこれまた高血圧や高いナトリウム血症を引き起こすなど害を及ぼします。
適量を心がけましょう。


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