橙赤色のなんでも屋


実験の前には、前準備を怠ってはいけません。

銅は第11族元素に属する元素です。
金属といったら銀色、もしくは灰色!を覆す銅です。
赤茶色をしている金属です。
金も金色をしていますが金属です。

銅は本当に「なんでも屋」です。
欠点がほとんどありません。
ナトリウムカリウムのように水につけると爆発!なんてこともありません。
毒性はありません!!毒に変えようとしてもものすごい手間と時間が必要です。

世界各地に天然の金属の銅の産地はあります。それゆえに古代から銅は使用されていました。
亜鉛との合金「真鍮」やスズと混ぜた「青銅」などさまざまです。

今も私たちの生活を支え続けている銅に、盛大な拍手を!!

炎色反応で銅は深めの緑色を呈します。
この動画のように、非常に目立つ色です。

注意!!!
炎色反応の実験をする際には注意があります。
銅は2012年現在10円玉にも使われています。が、これを火にかけないで下さい。
10円玉を加熱して変形・損傷させると貨幣損傷等取締法によって罰せられます。
「なぜ?」と思われるかもしれませんが、ダメなものはダメです。
10円玉以外での調達をお願いします。


この下は、銅氏とのインタビューとなっています。
インタビューア(以下イ) : こんにちは。
銅氏(以下銅) : こんにちは。
イ : では、プロフィールをお願いします。
銅 : 原子番号29番、元素記号Cu、融点1084.62°C、密度8.92の銅と申します。
イ : よろしくお願いします。ところで、銅はどのように私たちの生活にかかわっているのでしょうか?
銅 : まず、電線です。私は電気伝導率、つまり電気の通しやすさが全金属中2位なんです。
イ : なるほど。電気なしでは生活できないこの時代を支えているんですね。
銅 : ええ。昔は武器などにも使われていました。
イ : 合金として、ですね。青銅器時代という名前もありますし。
銅 : スズや亜鉛とはもう仲良しで。「ブラス」とか「ブロンズ」って今も言いますよね?
イ : はい。
銅 : あれ、合金のことなんです。
イ : もう何でもできる「秀才」ですね。
銅 : あと、赤っぽい色も特徴ですね。
イ : きれいですよ。とっても。
銅 : 昔から人とかかわってこれたのはこういった特徴を生かしたアクセサリーを作ったからかもしれません。
イ : なるほど。…毒性はどうなんですか?
銅 : はい、実は抗菌性もあるんです。
イ : ちょっと待ってください、たしか歴史で「足尾銅山鉱毒事件」というのをやったのですが…?
銅 : あれは鉱山からのヒ素や硫黄が原因です。…銅イオンもですが。
イ : え、じゃあ、結局どうなんですか?
銅 : 後始末が悪かった、というところですかね。どんなに有用でも、それをほったらかしちゃいけないってことです。
イ : そうですね。では、最後に一言お願いします。
銅 : 片付けはちゃんとしましょう。後で痛い目に遭いますから。

以上、銅氏とのインタビューでした。


銅は昔から世界中で利用されています。
英名のcopperも、中東のキプロス島が産地だったことに由来しています。
日本の「銅」は、「金と同じ」ではなく、赤い金属という意味の「あかがね」からきています。


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